自社商品やサービスを提供しようという場合、その営業活動の中で重要なことは商品・サービスの品質だけではありません。いかに優れたサービスを展開していようが、実際にユーザーに知ってもらえなければ意味がありませんので、それを知ってもらうためどのようにプロモーションを行うかが重要となります。
商品・サービスのプロモーションにおいて大事なことは、
- ① いつ（Ex.広告の掲載時期、広告出稿の時間帯）
- ② どこで（Ex.広告の出稿場所）
- ③ どのようなサービスを（Ex.商品開発）
- ④ 誰に（Ex.具体化したユーザー像）
- ⑤ どのように伝えるか（Ex.広告内容・表現、プロモーション方法）
をしっかりと明確にしてから、プロモーション活動を行うことです。この①〜⑤は密接に関連している事柄ですので、どれか一つでも練り上げられていないと、結果的にプロモーション効果は落ちてしまいます。
この中で最も重要といえるのは、「④誰に」伝えたいかです。なぜなら、ユーザーのニーズは、我々が思っている以上にユーザーの属性によってバラバラで、ここが決まらなければ他の①②③⑤も必然的に決めることができないからです。
もちろん、千差万別であるひとりひとりのニーズを属性ごとに分類しようということ自体、そもそも横柄なことなのかもしれませんが、それでもユーザーの属性ごとに必ず「傾向」というものは表れます。そのような傾向を把握せずに、自社の商品・サービスを売り込もうと思っても、そもそも売りたい相手が見えていないわけですから、どのようなサービスにすればいいかわかりませんし、また、どのようなプロモーション方法によってお客様にリーチすればいいのかがわかりません。
ですので、この「④誰に」という点を最初にピックアップして、自社サービスを提供したいターゲットをどれだけ具体化するかが最も大切なこととなります。
自社サービス・商品のターゲットが具体化されたとしても、そもそもどこの市場にどのような属性の人がどれだけの割合で存在するのかという市場の状態がわからなければ、プロモーションのしようがありません。具体的には、地域ごとに住民の属性にどのような差があるのか、各Webサイトの利用者の属性にはいかなる違いがあるのか等をリサーチし、その結果を分析することになります。自社がサービスをプロモーションするために最も適した市場を見つけるわけです。
このように市場調査をきちんと行えば、本来の自社のターゲットではないユーザーへのアプローチを減らすことが可能となります。ターゲットユーザー以外の方々へアプローチをしても、基本的には契約につながる可能性は低いわけですから、そのための広告費等のプロモーション費用は無駄の多い支出ということになります。つまり、市場調査の結果に基づき、上記の①いつ②どこでというプロモーションの基本軸を決めることができるようになるわけです。自社のターゲットに適切な厳選した広告出稿が可能となるため、広告費の費用対効果の最大化を目指すことができるようになります。
特にGoogle広告などのWeb広告においては、広告を出稿する時帯や地域、年齢、性別、表示させる回数まで、細かく設定することができます。
また、Web広告においては、FacebookやInstagram等のSNSへの広告出稿も有用なプロモーション場所となります。SNSにおいては、それぞれのサービスにてユーザー層が大きく異なりますし、また、SNS上での広告では、Google広告と同じようにどのような属性のユーザーに向けて広告を出稿するのかを自由に決めることが可能です。
弊社では、緻密な市場調査・分析を行い、リーチを生む戦略を立案し、クライアント様の商品やサービスの魅力を伝えるお手伝いを致します。
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